ビジネスにおける「リスクマネジメント」について考える。

現代社会では「リスクマネジメント」という言葉が当たり前のように使われるようになりました。企業が経営活動を存続するうえで、欠かすことのできない経営管理手法の一つです。社会構造の変化が著しい現代、企業の危機管理は不可欠です。今回は「リスクマネジメント」とは何か、その必要性、目的について考えてみた。

 

リスクマネジメントとは?

リスクとは英語で「危険」、マネジメントとは英語で「管理」という意味で、ビジネスにおいて想定されるリスクを事前に管理し、リスクの発生による損失を回避し、不利益を最小限におさえるという意味の経営管理手法のことです。
リスクマネジメントの具体的な行動や詳細については、ビジネスシーンや業界で大きく異なります。

リスクマネジメントの必要性

日本ではなぜリスクマネジメントが必要になったのでしょうか。それは、社会環境が急速に変化していることが主な要因です。企業・組織において効率的なリスクマネジメントを導入するためには、経営者のリーダーシップ・全面的支援が必要不可欠であり、経営者を含む全従業員がその必要性を理解することが重要です。
事件やトラブルが起きた後になって行動するより、事前に準備をしておくリスクマネジメントの必要性が高まっています。

4つのリスク対策

リスク対策には、「予防、軽減、移転、容認」の4つがあります。

■リスクを発生させない「予防策」
1つ目は、リスクの発生確率を低くする「予防」です。
予防策はリスクを起こさないことをモットーとする予防に専念するリスクマネジメントです。デメリットとなることやトラブルを起こさない対策を重点的に行います。

■発生しても影響を小さくする「軽減策」
2つ目は、リスクが発生したときの影響を少なくする「軽減」です。
どうしてもリスクやトラブルは回避できない可能性があると仮定して、起きた後のマニュアルを決めておくことが一般的です。

■影響を他に移す「移転策」
3つ目は、リスクが起きたときに影響を第三者に移す「移転」です。
移転策は代表的なものとして、保険や保証などをかけておくことにより、トラブルや災害時には第三者に対応や弁償といった部分を代わりにおこなってもらう対応策になります

■何もしない「容認策」
4つ目は、リスクの発生を認めてなにもしない「容認」です。
容認策は日頃からデメリットやリスクとなる要素を受け入れたうえで、その状態でも最小限のリスクにしかならない選択肢を選んだ対応を取り続けることを意味します。

リスクマネジメントの事例

■顧客情報の漏洩
顧客情報が漏洩することは深刻な信用低下になりダメ―ジに繋がります。情報漏洩に対するセキュリティ強化や発生時の対策は企業の中でもポピュラーなリスクマネジメントの一つと言えるでしょう。

■自然災害
火事や地震、台風、津波なども大きなダメージを被る自然災害です。その自然災害が発生した場合にどのような行動をとるかも重要なリスクマネジメントになります。

■緊急事態時の情報伝達
地震や津波などの自然災害時に携帯電話やインターネットなどの通信が局地的につながりにくいことがあります。これも緊急事態時に国や公共機関の情報伝達を優先させるためのリスクマネジメントです。

リスクマネジメントと一概に言っても、行うことやジャンルは少なくありません。状況に合わせた問題や災害に対するリスクマネジメントに対応できることが必要不可欠です。

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