パンダコラム|「利益率改善」と「労働生産性」について。
利益率の改善を課題にしている会社は多い。コストと収益のバランスは各社違う。利益が上がらない時、まずどちらに問題があるか探る。内側(管理・運営)と外側(商品・販売・フォロー・外注)を見て、効果が出やすい部分を改善する。その中で、今回は「労働生産性」について考えてみる。
労働生産性とは?
業種によって、バランスシートは大きく変わる。「労働生産性」を考える時は、社員1人あたりが1時間働いて生み出す価値(粗利益)と考えるとわかりやすい。
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労働生産性の計算式・計算方法
労働生産性は、以下の計算式で求めることができます。
労働生産性(円/人)=(年間粗利益)÷平均人数
労働生産性(円/人)=(月間粗利益)÷平均人数
労働生産性(円/人)=(1日粗利益)÷平均人数
労働生産性(円/人)=(1H粗利益)÷平均人数
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労働生産性は社員の給与額に大きく影響する
ちなみに私たちが年収の適正を判断する時に使う式はこちら
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労働生産性 × 50%=平均年収 ⇔ 同業の年収と比較
労働生産性を上げるには?
労働生産性の向上を考えた場合、売上げを増やすだけではなく、客単価の上昇による原価率を引き下げなども必要です。また、労働人口減少の中、人件費を削ることは難しくもあるため、いかに人件費に見合う、コアな仕事にしていくかを考えることも大切です。
責任者は次の事で生産性向上を考える
生産性(社員給与=コアな仕事)を重視する
効率化による生産性向上を考える
モチベーション向上による生産性向上を考える
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コアな業務に集中して
利益がよくなるのが理想的です!
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